バイリンガル・バイカルチュラルろう教育とは?

バイリンガルろう教育のすすめ

バイリンガルろう教育とは、日本の場合で言えば「日本手話と書記日本語(読み書き)」という二つの言語を使ってろう児を教育することです。日本手話は、かれらの母語となる言語で、すべてのろう児が自然に容易に確実に身につけることができます。それをメタ言語(ある言語を論じることができる言語)として、日本語の読み書きを学ぶことで、子どもたちの理解力・言語力・思考力・学力が年齢相応に発達します。世界のバイリンガルろう教育が、このことを証明しています。

バイカルチュラルろう教育のすすめ

ろう者と聴者(聞こえる人)は異なる価値観や文化をそれぞれ無意識に身につけています。例えば、使っている言葉、呼びかける方法、情報の取り込み方、どんなことを失礼だと思うか、どんな芸術やスポーツを好むか、認知や思考のスタイルなどにも違いがあります。この違いを知ることで、ろう児はろう者としてのアイデンティティを高めることができ、聴者中心の社会で自分を見失うことなく歩いて行くことができるのです。